第一回挨拶(あいさつ)
挨拶(あいさつ)という言葉はもともと仏教語です。意味としては・・・【前にあるものを押しのけて進み出る】挨拶の挨は【押す】こと。
いまさらながら仏教が日常に非常にかかわっているのに驚かされます。
第二回 玄関
関は街道や国境の関所、なんとなく入り口ではと推測できるけど、玄は「玄妙=悟り」だそうです。つまり悟りの道の入り口だということです。仏教用語だったんですね。
第三回縁起
普通は縁起が良い、縁起が悪いなど幸不幸な意味で用いられます。
仏教的には私たちの苦しみには原因があり、その原因を消滅させることで苦しみが消える、といった生きる上で生じる原因や条件を追求し解き明かしたのが縁起です。
仏教からいろんな言葉学べますね。
第四回油断
この言葉も仏教用語です この言葉はある王様が、部下に油の入った鉢を持たせ、一滴でもこぼせば、命を断つといわれ、ついに一滴も油をこぼさず運んだといういわれから来ています。注意深く、油を断つということから、油断という言葉が生まれたという説もあります
第五回根気
根気のいる仕事などでよく使われていますね。これも仏教用語です。
根気は、もとは根機と書いて機根(きこん)ともいわれています。機根は悟りを得るための宗教的素質、状態をしめす言葉です。